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おろち [DVD]
おろち [DVD]
参照データ
タイトル :おろち [DVD]
発売日 :2009-03-21
監督 :鶴田法男
出演 :木村佳乃
販売元 :TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
JANコード :4988101141067
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 感染により目が見えなくなる病が蔓延するという設定を聞いて、「トリフィド(「人類SOS!」で映画化)を思い出した。「トリフィド」は地球外生物が関わってくるのでSFとしては盛り上がる要素はいっぱいあるが、この作品は「トリフィド」のリメイクでなく「白い闇」が原作であると知って突然盲目となった人達の心理劇を期待した。しかし、この作品は心理劇的なところは希薄で突然眼が見えなくなった人々の抗争劇的な展開になっている。失明した人が隔離病棟に収容されたら、失明したことに対する失望や生きる決意が大きな壁であるはずなのにその点はほとんど触れられていない。木村佳乃と伊勢谷友介の会話で「初詣」の想い出の語るシーンが失明した二人の心理を表すシーンとして施設に入った当初と後半の2度出てくるが、その2度の想いの違いがなぜ生じたのか観るものに伝わってこない(心理描写が不十分で観る者に伝わっていない)。施設内での抗争による暴力描写や性描写の連続だけ見せられて彼らの極限状態の心理を理解しろといってもあまりに表面的過ぎる(最近のハリウッドの過激描写がカナダも侵されてしまったか)。失明した人々の心理を丁寧に描いてもらった方がラストの閉塞感や重圧から解放された人々の幸福感を映画で観る人たちも共有できたのではないかと思う(終盤にダニー・グローバーに幸福感に関する語りが多いのも前半の心理描写の不足で観る者が終盤の登場人物の幸福感を共有できないからなのでは)。この作品を映画館でみると観たくないものを観せ続けられたことから解放された幸福感しか得られず、作品の登場人物たちの重圧からの解放の幸福感は決して共有できないだろう。とにかく、厳しいですが心理描写の不足した直接的で即物的描写に終始した失敗作であることは間違いない。
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 かなり高評価なレビュー群ですが、観る人を選ぶ作品です。生半可な気持ちでは観ない方がいいかも知れません。これ見よがしな過度な演出。血しぶき、グロいスプラッターのオンパレード。ストーリーなんかどうでもよく、そっち系のビジュアル娯楽作品です。どういうコンセプトで作られたのかいささか疑問です。問題作です!
推薦リスト :非常に興味がある映画 2

おろち [DVD]のサンプル画像
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 過去の作品と比較すると (2009-04-27)by plynth
出来栄えは良いが、敢えて苦言を。
結末のインパクトを強めるためには、姉妹のやり取りにもう一ひねり欲しかった。
せっかくの手の込んだ「醜くなった形相」が醸し出す異様な雰囲気が物足りなかった。
ブラックアウトする場面切り替えが多く感じた。
ご覧になった皆さん、如何でしょう?


 楳図未体験でも (2009-04-06)by DJ TOSHi
原作コミックは読んでいませんので比較は出来ませんが、
楳図のうの字も知らない私でも十分楽しめる映画でした。
敬遠されている方がいましたら、心配ご無用だと思います。

2話からなってるそうですが、構成・編集が絶妙でなんの違和感も感じませんでした。
人間の心に宿る本質を垣間見るかのような深ぁ〜いストーリー...
ラストの展開もなんとなく察しは付きましたが、なかなかシュールでした!

やはり特筆すべきはキャストの才能です。
木村佳乃さん中越典子さんの狂喜乱舞の迫真の演技は見応え十分です!!
この映画の見所ですね。
また、この独特な世界観で難しい役に挑戦した谷村美月さんは摩訶不思議感を
増幅するのに一役買ってます!

コミックを読んでみたくなりました。
こんなパターンもありかなぁ〜


 木村佳乃はこれほど美しかったか? (2009-04-02)by tu0bu1ra2ya5
それにしても、木村佳乃という女優は、これほど美しかったか。さくらんに引き続き、傾国の美女の自滅、を演じて秀逸。映画自体は、ほぼ原作(これも秀逸)に忠実で、時間もたせのための追加分が結局余分で編集に苦慮、というところ。細部にこだわった舞台や小物には感心した。買うほどではないが借りる価値は十二分にある。一重に木村佳乃を観るためである。

 本質を理解している (2009-04-01)by panic15
ホラー物として鑑賞すると、若干の肩すかしを食うかも知れません。
しかし、楳図マンガはキワモノと解釈されがちですが、これが本来の魅力であり正しい解釈なのです。
原作二遍に加え、「洗礼」のテイストも入っていて原作ファンには三度おいしい作品ですね(笑)
ただ、おろちのモノローグが説明過多になってしまい、映像の緊張感を失わせてしまっているのは、少し残念です。読むメディアであるマンガでしたら、モノローグが多くても気にならないのですが、その辺りはうまく映像的なアレンジを加えたほうが良かったのではないでしょうか?

 予想外の出来 (2009-03-21)by A.L.C.
ここ数年の間に、楳図作品の中でもとりわけ名作と言われる「猫目小僧」や「神の左手悪魔の右手」などが次々に映画化されましたが、その結果は原作ファンにとっては残念ながら満足の行くものとは言えませんでした。そういうわけでこの「おろち」が公開になった時も、あまり期待してなかったのと、うちの地方では劇場公開されなかったので、DVDになってから観ました。ところが・・・予想を上回る完成度に正直びっくりしました。原作の中の「血」と「姉妹」という2つの作品を合わせて作っているのですが、そういう場合にありがちな取って付けたようなツギハギ感がほとんど感じられません。この2つの話の設定がよく似ている、という事もあるのでしょうが、脚本がよく練り込まれて、細かいところまで丁寧に作られています。「新宿烏」までもが曲をつけられて再現されていたのには感動しました。欲を言えば、キャストが少々物足りない感じがしていたのですが、それも観ているうちに気にならなくなりました。原作を知らない人はもちろん、原作ファンが観ても楽しめる作品になっています。

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